炊飯器の寿命は何年？買い替えるタイミングや選ぶときのポイントを解説！

最近炊飯器の調子がよくない、そんな悩みを抱えていませんか。炊飯器は長く使用するほど消耗し、いつかは寿命が訪れます。

炊飯器の調子がよくないまま使用していると、ごはんがおいしく炊けなくなったり、漏電などを引き起こしたりする場合があるため、注意が必要です。

そこでこの記事では、炊飯器の寿命は一般的にどのくらいなのかを解説します。また、炊飯器を買い替えるタイミングや、選ぶときのポイントも紹介します。

安全においしいごはんを炊くためにも、炊飯器の寿命や買い替えのタイミングを把握しておきましょう。

炊飯器の寿命は平均3～6年

炊飯器の寿命は、使用する頻度やお手入れの仕方などによって異なりますが、一般的には3～6年とされています。

炊飯器をはじめとする家電製品は、経済産業省のガイドラインにおいて、修理に必要な部品を保有するための期間（補修用性能部品の保有期間）が定められています。

炊飯器の補修用性能部品の保有期間は6年です。そのため、炊飯器の寿命は3～6年といわれています。

炊飯器は使用頻度や使い方により6年以上使用できる場合もありますが、6年を過ぎると、不具合が起きたときに修理に使用する部品が手に入らない恐れがあるため、注意が必要です。

炊飯器の買い替えのタイミング

炊飯器が寿命を迎えると、次のような不具合が起こりやすくなります。

上記の不具合は、炊飯器の寿命が近づいているサインです。サインが現れた場合は買い替えを検討しましょう。ここでは、炊飯器の買い替えのサインを順番に解説します。

ごはんがうまく炊けない

炊き上がったごはんに芯が残ったり、生煮えになったりしてうまく炊けていない場合は、炊飯器の買い替えのサインです。

ごはんがうまく炊けない場合は、まずは下記の項目を確認してみてください。

・加える水の量を間違えていないか
・最大炊飯量を超えていないか
・内釜はきちんとセットしたか
・炊飯メニューを押し間違えていないか

上記の項目を確認してみて問題がなければ、炊飯器の内部が故障している可能性があります。

ごはんや内釜から異臭がする

炊き上あがったごはんから異臭がする場合も、炊飯器の寿命の代表的なサインです。

炊飯器で炊いたごはんが焦げ臭い場合は、炊飯器の内釜が劣化して焦げつきやすくなっている可能性があるため、内釜の状態を確認してみましょう。

また、内蓋やパッキンなどの部分に汚れが溜まり、雑菌が繁殖することでもごはんから異臭がすることがあります。

そのような場合は、においの元となっている内蓋やパッキンを洗浄すれば、においが気にならなくなるでしょう。

その他にも、炊き込みごはんを作ったときのにおいが残っていて異臭がする場合も異臭の原因となっている場合もあります。

古米でごはんを炊くと、古米特有のにおいがすることもあります。古米のにおいが気になるときの対処法は、下記の記事を参考にしてみてください。

内釜のコーティングが剝がれてきている

炊飯器の内釜のコーティングが剝がれてきている場合も、寿命のサインです。

多くの炊飯器の内釜は、ごはんのこびりつきを防ぐためにフッ素コーティングが施されています。

炊飯器を長い期間使用していると、フッ素コーティングが剥がれやすくなります。コーティングが剥がれると、焦げついたり、炊き上がりにムラができたりする原因となるるため、注意が必要です。

炊き上がったごはんの焦げつきや、炊きムラが気になる場合は、内釜のコーティングを確認してみましょう。

炊飯器の機種によっては、内釜のみを買い替えることもできます。内釜の買い替えを希望する場合は、メーカーや販売店舗に問い合わせてみてください。

炊飯器の電源が入らない

炊飯器の電源が入らないといったトラブルも、炊飯器の寿命のサインです。

コードが断裂したり、炊飯器の内部が故障したりすると、通電ができず電源が入らないことがあります。

コードに断裂や溶けたような跡がない場合は、一度プラグを抜いて再度差し込んでみると、電源が入る場合があります。

それでも電源が入らない場合は、炊飯器が故障している可能性が高いため、買い替えを検討しましょう。

炊飯器から異音がする

炊飯器からいつもしないような異様な音がする場合も、買い替えのタイミングです。

普段よりも大きな音が鳴る、振動する音が激しいなどの異常が見られるときは、炊飯器の内部が故障している可能性が考えられます。

ただし、炊飯器の内釜の外側に水分が付着していると、炊飯の最中にはじけるような音がする場合があります。

そのような場合は故障ではないため、内釜の水分を拭き取ってから炊飯器にセットすればはじけるような音はしなくなるでしょう。

炊飯器を選ぶときのポイント

炊飯器の買い替えを検討している方は、次にどのような炊飯器を選べばよいか迷う方も少なくないでしょう。

炊飯器は商品によって、加熱方式やサイズ、内釜の素材、便利機能などが異なります。炊飯器選びに失敗しないためにも、自分に合った炊飯器を選ぶことが大切です。

ここでは、炊飯器を選ぶときの5つのポイントを紹介します。

加熱方式

炊飯器は加熱方式の違いにより、「マイコン式」「IH式」「圧力IH式」の3種類あります。各加熱方式の特徴を次の表にまとめたので、炊飯器を選ぶ際の参考にしてみてください。

マイコン式	IH式	圧力IH式
・炊飯器底面の電気ヒーターの熱で内釜を加熱する方式 ・多めに炊くと炊きムラができやすい ・比較的リーズナブルな価格で購入できる	・内釜と接する部分にあるコイルかにより内釜自体を直接発熱させる方式 ・マイコン式よりも火力が強く、ムラなく炊き上がる ・マイコン式よりも値段は高め。圧力IH式よりもリーズナブル	・IH式の加熱方法に加え、内釜へ圧力を掛けながら炊飯する加熱方式 ・高温加熱により、お米の甘みが引きだされ、もちもちとした食感も楽しめる ・マイコン式やIH式よりも高価なものが多い

サイズ

炊飯器を選ぶ際は、家族の人数や食べる量、冷凍保存の有無を考量して、適したサイズを見極めることが大切です。

一般的に、1～2人暮らしの場合は「3合炊き」、3～5人暮らしの場合は「5.5合炊き」、5人以上の大家族の場合は「1升炊き」が適しているとされています。

上記はあくまでも目安のサイズです。お米1合を炊飯すると、茶碗中盛りで約2杯分にあたるため、自分や家族が普段食べる量にあわせて炊飯器のサイズを選んでみてください。

内釜の素材

炊飯器を選ぶときは、内釜の素材にもこだわりましょう。炊飯器の内釜の素材には、鉄釜や銅釜、ダイヤモンド釜、炭釜、土鍋釜などさまざまな種類があります。

主な内釜の素材とその特徴は次の表のとおりです。ぜひ自分に合った炊飯器選びの参考にしてみてください。

内釜の素材	特徴
鉄釜	熱伝導率が高く、高火力で一気に加熱できるため、ごはんがふっくらと炊き上げることができる。
銅釜	熱伝導率や蓄熱性が非常に優れており、ムラなく炊き上がることができる。
ダイヤモンド釜	発熱性、断熱性、蓄熱性といった、ごはんをおいしく炊くために欠かせない性質を兼ねそろえおり、IH式や圧力IH式の炊飯器と相性がよい。
炭釜	遠赤外線効果と発熱性が特徴で、お米の芯までゆっくりと熱を通すことができるため、おいしいごはんに炊き上がる。
土鍋釜	遠赤外線効果と蓄熱性が優れており、長時間の保存に適した釜。遠赤外線効果によりもっちりとしていて甘みのあるごはんに炊き上がる。

便利機能

炊飯器を購入する際は、自身にとって必要な機能が搭載されているかどうかもチェックしてみましょう。

炊飯器の機種によっては、お米を炊く以外の便利な機能が搭載されている場合があります。

便利機能を活用すれば、料理のバリエーションが増えたり、時間短縮につながったりと、生活の満足度のアップにつながります。

炊飯器の代表的な便利機能は次のとおりです。

便利機能	特徴
調理機能	ごはんを炊く以外にも、煮込み料理や、パン、ケーキなどを炊飯器で作れる機能
炊き分け機能	お米の銘柄で炊き分けたり、ごはんの炊き上がりの食感を炊き分けたりできる機能
蒸気レス機能	炊飯時に発生する蒸気の量をカットまたは、減らすことができる機能。通常の炊飯器に比べて湿気や熱が発生しにくいところがメリット

炊飯器の機種によっては、上記に挙げた便利機能以外の機能を搭載している場合もあります。炊飯器を購入する際は、どのような機能が搭載されているのか事前に確認しておきましょう。

お手入れのしやすさ

炊飯器は使用頻度の高い家電のため、手軽にお手入れできるかどうかも、購入の際に確認しておきたいポイントです。

内釜が軽いものは洗いやすく、洗うときに負担がかかりにくいでしょう。また、内釜の中で洗米できるものもあります。

先ほど解説したように、炊飯器の内蓋のお手入れを怠ると、雑菌が繁殖して異臭の原因となることがあるため、内蓋が簡単に取り外せて洗いやすいものもおすすめです。

炊飯器の機種によっては、クリーニング機能が搭載されている場合もあるため、ぜひ確認してみてください。

炊飯器のサブスクならパナソニックのfoodable（フーダブル）がおすすめ！

炊飯器の買い替えを検討しているけれど、購入前に実際に炊飯器の使い心地を試してみたいという方もいるでしょう。

そのような方には、パナソニックの定期購入「foodable（フーダブル）」の、自動計量IH炊飯器と無洗米コースがおすすめです。

ここからは、自動計量IH炊飯器と無洗米コースについて紹介します。

自動計量IH炊飯器をサブスクできる

Foodableの自動計量IH炊飯器と無洗米コースは、最新機能を搭載したIH炊飯器（新品）を定期購買（サブスク）できる便利なコースです。

サブスクできる機種は、自動計量IH炊飯器「SR-AX1」で、お米の計量から炊飯までを、専用のアプリで操作することができます。

月額料金は1,980円（税込・送料込）とリーズナブルです。さらに、キャンペーン中の今なら、申し込み初月のみ月額500円で利用することができます。（※2か月目以降のお支払いは、月額 1,980円です）

最低ご利用期間（18か月）経過後は、買取も可能です。新品でレンタルした炊飯器は、ご利用期間終了後に返却せずにそのまま購入することができます。

一般的な炊飯器は、お米を計量したり研いだりという動作を自分でおこなう必要があるため、面倒に感じる方も多いでしょう。

パナソニックの自動計量IH炊飯器なら、無洗米と水を炊飯器にセットするだけでごはんが炊き上がるため、炊飯にかける手間を省くことができます。

スマホと連携して外からの炊飯スタートが可能

パナソニックの自動計量IH炊飯器の大きな魅力は、スマホとの連携により、外出先でも炊飯のスタートをおこなえるところです。

炊飯のスイッチを押し忘れたり、予約をし忘れたりして困った経験をしたことがある方もいるでしょう。

専用のアプリと連携できるパナソニックの自動計量IH炊飯器なら、場所や時間を問わずスマホで炊飯をスタートさせることが可能です。

帰宅時間に間に合うように炊飯をスタートさせれば、家に帰った時に炊きたてのごはんを食べることもできます。

おひつ型のデザインで食卓にそのまま出せる

パナソニックの自動計量IH炊飯器は、スタイリッシュなフォルムも魅力の一つです。

おひつ型のデザインで、炊き上がったごはんをそのまま食卓に出すことができます。食後のお手入れも、おひつと内釜を洗えば済むところも、嬉しいポイントです。

初月はお米10㎏が無料で届く

foodableの自動計量IH炊飯器と無洗米コースに申し込むと、初月のみ無料で2kgの無洗米が5袋（合計10kg）届きます。

お米が無料で届くのは初月のみですが、会員価格での追加購入は可能です。

炊飯器のサブスクを検討している方は、ぜひfoodableの自動計量IH炊飯器と無洗米コースを試してみてください。

炊飯器の寿命に関するよくある質問

ここでは、炊飯器の寿命に関するよくある質問を2点取り上げて、回答をまとめました。

炊飯器の寿命について疑問が残っている場合は、ぜひ参考にしてみてください。

買い替えか修理かの目安は？

購入から6年以上経過している炊飯器は買い替えをおすすめします。

前述したように、炊飯器の修理に必要な部品を保有するための期間（補修用性能部品の保有期間）は6年です。購入から6年以上経過した炊飯器の場合、修理に必要な部品が調達できない可能性があります。

また、購入から6年未満でも、修理代が高額になる場合は、買い替えを検討するとよいでしょう。

購入から6年未満のものや、保証期間内に不具合が起こった炊飯器は、修理を視野に入れることをおすすめします。保証期間内であれば、比較的安く修理できる場合もあるため、まずは修理を検討してみてください。

炊飯器を長持ちさせる方法は？

炊飯器を長持ちさせるためには、日頃からこまめにお手入れすることが重要です。

炊飯器の使用後は、内釜や内蓋を丁寧に水洗いしましょう。ただし、内釜に熱湯を入れて洗うのはNGです。内釜に熱湯を入れると、コーティングが剥がれて劣化しやすくなります。

また、内釜の中でお米を研ぐことでもコーティングが剥がれやすくなるため、炊飯器を長持ちさせるためにも、ザルを使用して研ぐことをおすすめします。

まとめ

この記事では、炊飯器の寿命や買い替えのタイミング、選ぶときのポイントなどを紹介しました。

炊飯器の寿命は3～6年程度です。6年を経過すると、故障した場合に修理に必要な部品が入手できなくなるため、買い替えを検討しましょう。

購入から6年未満で、保証期間内であれば、修理を検討してみてください。

炊飯器を購入する前にサブスクで試してみたい方は、パナソニックのfoodable（フーダブル）がおすすめです。

foodableの自動計量IH炊飯器と無洗米コースなら、お米や水の計量から炊飯まで全自動でおこなえる便利な炊飯器をサブスクできます。

専用のアプリと連携すれば、外出先からでも炊飯をスタートできるため便利です。気になる方は、ぜひfoodableの自動計量IH炊飯器と無洗米コースを試してみてください。

※本記事の情報は2025年3月現在のものです。