野菜や肉をやわらかくしたり、旨みをひきだしたりする塩こうじ。
料理に重宝する食材ですが、実は自宅でも簡単に作ることができます。
本記事では、自宅でも簡単に作れる塩こうじの作り方を紹介します。塩こうじを手作りしてみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
塩こうじはどんな食材?

塩こうじとは、こうじや塩、水を混ぜ合わせて発酵熟成させた日本発祥の伝統的な調味料です。
塩こうじには、たんぱく質やでんぷんを分解して、アミノ酸(うま味)や糖(甘み)に分解する酵素が含まれているため、肉や野菜とあわせて料理に使用すると、うま味が増して、やわらかい食感に仕上がります。
塩こうじの効果には、うま味アップや食感をやわらかくするほかにも、魚の生臭みや野菜の青臭さを抑える効果や、肉汁を閉じ込める保水効果などもあります。
塩こうじの作り方

塩こうじは、「こうじ、塩、水」の3つの食材だけで作ることができます。
ここでは、手作りの塩こうじの作り方をご紹介します。簡単に作ることができるので、ぜひ作ってみてください。
なお、塩こうじに使用するこうじは、生と乾燥の2種類がありますが、今回紹介する塩こうじのレシピは、生こうじを使用しています。
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材料
- こうじ(生タイプ) 100g
- あら塩 30g
- 水 100ml
手順
① 清潔なボウルにこうじ塩を入れてよく混ぜる
② ①に水を加えてさらによく混ぜる
③ 保存容器に入れて常温保存し、1日に1回ほど、清潔なスプーンでかき混ぜる

塩こうじができ上がるまでの期間は、夏場は1週間、冬場は2週間~1か月程度です
塩こうじの保存方法
でき上った塩こうじは、冷蔵または冷凍での保存がおすすめです。
常温で保存することも可能ですが、発酵のスピードが速まるため、品質を保つためにも冷蔵庫や冷凍庫で保存するとよいでしょう。
保存期間は、冷蔵保存の場合6か月、冷凍保存の場合が1年程度です。
一度に使い切れない場合は、清潔なスプーンで取り出すようにしましょう。
まとめ
本記事では、塩こうじの作り方や保存方法を紹介しました。
塩こうじは、麹と塩、水があれば簡単に手作りできるので、ぜひ自宅でも作ってみてくださいね。